仕出し店の一角にカフェをオープン “映える”メニューで祖父母の味を守る【すてきびと】
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「たつベぇ庵かふぇ」店主 小林 のどかさん
祖父が営む仕出し店の一角に一昨年の夏、カフェを開きました。開放的なキッズスペースもあり、大人の目が届きやすい造りは3人の子育て中の小林さんならではの気遣いが感じられます。
オープンのきっかけは、創業55年になる祖父の店が苦境に陥ったこと。大きな宴会場もあったため、以前は毎週のように披露宴や法事などが行われており、祖父が祖母と一緒に作る料理の味も評判だったそう。しかし、時代の流れやコロナ禍で客足が激減。そこで、「若い世代も通いやすいカフェなら、客足が戻るかもしれない」と一念発起。そこには「祖父母の味を知ってほしい」との思いもありました。「孫が一生懸命考えてくれたことなら」と祖父も見守る中、費用を節約するため天井や床、壁をDIYで1年半かけて改装しました。
提供するメニューは、祖父母が手作りした味そのままに、器や盛り付けで写真映えするよう工夫。デコレーションしたひと口大のいなりずしは、若い人や子どもたちに好評です。創業以来の甘味をアレンジした新メニューも考案。祖父母の味の新しいファン獲得のため、挑戦は続きます。
Time Schedule
- 4:30 起床後、洗濯や弁当作りなどの家事
- 6:30 子どもを起こし朝食
- 9:00 下の子2人を保育園へ送る
- 9:30 出勤
- 17:30 保育園へお迎え
- 18:00 帰宅後、隣に住む祖父や両親含め、8人分の夕食作り。夕食後、片付けなど
- 21:30 就寝
Information
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tatsubean.cafe_kozaki