八代にプロバレーチームをつくり 熊本で育った選手の受け皿に【すてきびと】

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男子バレーボールチーム「熊本Virex」ゼネラルマネージャー
早瀬 省吾さん


1990年、八代市生まれ。小学2年でバレーボールを始める。法政大卒業後、東京ヴェルディに6季所属。北海道イエロースターズでスタッフを務めた後、2024年1月に一般社団法人「熊本スポーツクラブ」を発足し「熊本Virex」を立ち上げる。同年6月に帰熊。八代市在住。
男子バレーボールのVリーグ参入を目指すチーム「熊本Virex(ヴィレックス)」が昨年、八代市に発足しました。ゼネラルマネージャーの早瀬さんは鎮西高時代に2度、春高バレーに出場。1年時は準優勝し、大会ベストリベロに選ばれ、2年時は身長167cmの小さなエースとして活躍しました。大学卒業後は東京ヴェルディでプレー。「熊本にはプロ選手として活動できる環境がなかった。だから、うちのチームが熊本で育った選手の受け皿になりたい」とチーム発足の理由を話します。
昨年9月にチームとして本格的に活動をスタート。初期メンバーは10人ながら、11月に初出場した公式戦で優勝しました。「今年2月に2回目のトライアウトを実施し、新たに1人が加わりました。最速で2年後のVリーグ入りを目標にしています」
モットーは「楽しそうに魅せるバレーをして、地域に愛されるチームにする」こと。活動を応援してくれる個人や企業・団体など賛助会員は50を超えました。地域のイベントに参加するほか、2月からは小中学生を対象にバレーボールスクールも開校しています。


Information
チームの活動はホームページやInstagramをご覧ください。