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出産控え、当分は収入減の見込み マイホームはいつ購入したらいい?【家計簿チェック】

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

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“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

 マカロンさんの家計簿

Q.出産控え、当分は収入減の見込み マイホームはいつ購入したらいい?

夏に第一子を出産予定です。産後は1年間、私の収入がゼロになります。子どもが1歳になったら正社員として働きますが、しばらくは時短勤務で年収200万円ほどの予定。フルタイムになった後は330万円を見込んでいます。
相談は、マイホームの購入時期のことです。昨今の住宅価格高騰を考慮して、中古の戸建てかマンションを購入、リノベーションして総額3000万円ほどで実現できたらと思っています。この先、子どもを2人望んでいますが、購入のタイミングはいつ頃がいいでしょうか。

A.住宅購入は早めがおすすめ 思い切った決断も重要

住宅について、希望されるなら早い方がいいと考えます。賃貸でも住居費はそれなりの重さでかかるものですし、住宅ローンの完済年齢を考えても余裕のあるプランを組みやすいからです。

また現在、子育て・若年夫婦世帯の住宅新築やリフォーム、住宅省エネ化のための窓リノベや給湯器交換などについて、国から大型の補助金が出ています。こうした施策は年度単位で設けられるため、せっかくなら活用できる時に取り組みたいですね。

総予算3000万円なら、住宅ローンの返済負担は、現在の家賃とさほど変わらないはずです。産休・育休に伴う収入減が不安で時期を迷っておられるのであれば、そこは問題にはならないでしょう。

ただ、マンションを選ぶ場合は、住宅ローン返済のほか、管理費や修繕積立金、駐車料金などの負担が別途生じます。育休中に、これら別料金のため収支が逆転したとしても、あくまで一時的です。お手持ちの金融資産残高を考慮すると、ここも特に不安な要素ではないでしょう。ちなみに、管理費などの金額はマンションの規約によるため、個別に確認してください。

不動産の購入において、物件との出合いは一期一会です。現在のご予算なら資金設計は成り立ちますので、ピンと来たら思い切って決断することも重要かと思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

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この記事を書いた人

ライフプランを柱に、家計管理・住宅資金・保険・資産形成に関する講座やコンサルティングを展開。NPO法人ら・し・さ理事として、終活やエンディングノートの普及・啓発活動にも取り組む。

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