褒め言葉100選!女性・男性・子ども・ビジネスシーンに使える褒める言葉を一覧で紹介
褒める言葉で大切なのは、相手がどう思うか。「ここが素敵だから褒めてあげよう」と思って伝えても、相手にとってはうれしくないこともあります。褒めた意図が上手く伝えられていないとき、お互いにモヤモヤが残るため、具体的に褒めるようにしましょう。
この記事では、女性と男性、小さな子ども、小中高生、後輩・上司への褒め方をそれぞれ紹介します。紹介する褒め言葉をアレンジすることで、相手に響く素敵なコミュニケーションが生まれるでしょう。
女性が喜ぶ褒め言葉一覧
女性への褒め言葉というと「かわいい」や「きれい」といった容姿を褒める言葉が浮かぶかもしれません。親しい間柄であれば、メイクやヘアスタイルなどを褒め合うこともできますが、まだあまり親しくない相手だと、褒めてもいいのか悩むもの。
年齢や関係性を問わず褒め言葉として使える、20の言葉を紹介します。
男性が喜ぶ褒め言葉一覧
女性が男性を褒めるとき、「何を言えば喜んでもらえるのか」と悩みがちです。過剰に褒めすぎると、反対に嫌な気持ちにさせてしまったり、気があると勘違いさせたりするため、持ち上げすぎることもできません。
ここでは、年齢や関係性を問わず褒め言葉として使える、20の言葉を紹介します。
【未就学児】小さな子どもが喜ぶ・やる気を出す褒め言葉一覧
小さな子どもを褒めるときは、「自分はどう思っているか」をわかりやすく伝えることが大切です。
素敵だね、がんばったね、ありがとう、すごいね、大好きだよ、といったストレートで心が温まる声かけをして褒めてあげましょう。
【小学生】子どもが喜ぶ・やる気を出す褒め言葉一覧
小学生への褒め言葉は、わかりやすいことに加えて、がんばっている姿を知っていることを伝えるように意識してみてください。
褒め方次第で、勉強や習い事をがんばれるモチベーションが変わります。たとえ失敗しても否定せず、がんばった姿を褒めてあげましょう。
【中高生】子どもが喜ぶ・やる気を出す褒め言葉一覧
中高生になると思春期ということもあり、親をはじめとする大人の言葉を素直に受け取れない子もいます。
だからといって褒め言葉をやめることなく、自分が味方であること、がんばっている姿を知っていること、応援していることが伝わるよう声かけをしましょう。
【後輩・同僚】ビジネスシーンで使える褒め言葉一覧
仕事中の褒め言葉は、働くモチベーションにもなります。後輩を褒めることがうまくなれば関係性もよくなり、職場の環境もよくなるでしょう。
ただし、相手をコントロールするための褒め言葉はNG。心からよいと思った部分を褒めてあげてくださいね。
【先輩・上司】ビジネスシーンで使える褒め言葉一覧
ビジネスシーンの褒め言葉で特に難しいのが、先輩や上司など目上の人への声かけです。
「何か褒めないといけない」と思いその場で思いついたことを言っても、相手の言葉に響きません。お世辞や嘘にならないために、日々先輩や上司のいいところがないか考えておくのもよいでしょう。
褒め言葉の「さしすせそ」とは?
「さしすせそ」とは褒め言葉の頭文字で、汎用性が高く覚えやすいことが特徴です。
便利な言葉ではありますが、「素敵ですね」など単体でこの言葉を使うと中身がなく、お世辞に聞こえてしまうことも少なくありません。「◯◯なところが素敵ですね」「◯◯な部分を尊敬します」など、具体性をもたせて褒めることを意識してみてください。
【関連記事】男性が喜ぶ「さしすせそ」の褒め言葉|褒めるコツや緊張をほぐす方法も紹介
言ってはいけない「たちつてと」とは?
「たちつてと」とは言ってはいけない言葉の頭文字であり、褒め言葉の「さしすせそ」の対象として紹介されることがあります。
「たちつてと」は、相手を否定する言葉であり、かけられた人はネガティブな気持ちになるでしょう。
「と」の「とんでもないです」は、相手から褒められたとき、相手が言った言葉を否定してしまうかたちになるため控えたほうがよいといわれています。
実は傷つく?人によってはうれしくない褒め言葉
自分は褒めているつもりでも、相手には意図が伝わらず「うれしくない」「どういう意味かわからない」「バカにしているの?」と思わせてしまうことがあります。そのような言葉はできるだけ控えたほうがよいでしょう。
人によっては傷つく可能性がある褒め言葉はこちらです。
顔や体など容姿に関することは、褒め言葉ととらえる人もいれば、コンプレックスを指摘されたと思う人もいます。
たとえば「目が大きくて羨ましい」と言ったとき、あなたは目が大きな人がかわいらしい、素敵だと思っていても、褒められた相手は「目力が強すぎる」「大人っぽく見えない」など悩んでいることも。
相手によってとらえ方が異なる褒め言葉を伝えたいときは、なぜ褒めたかを伝えてみてください。「私は目が小さいから、◯◯さんみたいな目が憧れだよ」と伝えるのがおすすめです。
褒める言葉を伝えるときのコツ
褒める言葉をかけるときは、言葉の内容よりも伝え方のほうが大切です。
どんな相手にどんな意図をもって伝えるのか、どういう言い方をするかを考えてみましょう。
お世辞や嘘で褒めようとしない
大前提として、褒め言葉をかけるときお世辞や嘘がないようにしましょう。シーンによっては、少し大げさに褒めることもありますが、明らかな嘘ではバレてしまいます。
鈍感な人でなければ、お世辞や嘘を見抜けるでしょう。少し大げさに褒めるときでも、できるだけ本心に近いことを伝えるようにしてみてください。
いいところは具体的に褒める
褒め言葉は、ただ口にすればいいものではなく、相手が喜ぶかどうかが重要です。「かっこいいね」「かわいいね」「すごいね」とただ褒めても中身がなく、相手はうれしいと思えないでしょう。
「この服どこのブランド?着こなしていてかっこいいね」「今日のヘアスタイルかわいいね!すごく似合っているよ」などと、具体的にどういう部分がよいのかを付け加えるようにしてみてください。
努力した部分を褒める
子どもへの褒め言葉や後輩のがんばる姿を褒めたいときは、努力した部分を見つけ出して褒めてみましょう。
諦めずにがんばったこと、まわりが「無理」と言った内容を成し遂げたこと、ひとりでやりきったことなど、その人なりに努力した部分があるはずです。
がんばったこと、努力したことを褒められれば、「自分は認められているんだ」「次もがんばろう」とポジティブになり、勉強や仕事のモチベーションアップにつながります。
褒めて素直にうれしいと感じるタイミングを選ぶ
褒め言葉をかけるタイミングを誤ると、意図が伝わらずお互いにモヤモヤしてしまいます。
褒めたくなるような行動をしたとき、成長を実感した直後、ほかの人もいるときなどがおすすめです。
ほかの人がいるときに褒められると恥ずかしくなるものですが、「◯◯さんは、こういうこともできるんだよ」と周囲の人にも努力したこと、すごいことを伝えられます。褒められた人は、あなただけではなく周囲の人にも認められたとうれしくなるでしょう。
誰かを下げて相手を褒めない
褒め言葉を伝えるとき「◯◯さんよりがんばっているよね」など、誰かと比較しないようにしましょう。
「がんばっている」と褒められるのはうれしくても、同時に誰かを下げられると素直に喜べません。相手を褒めるためであっても、比較したり下げたりしないよう意識できれば、褒め上手になれるでしょう。
褒め言葉は相手がどう受け取るかを考えて伝えよう
褒める言葉は、何を言いたいかよりも相手がどう受け取るかを考えて伝えてみましょう。
特に相手が大人の場合、言葉の裏を読もうとしたり、言葉どおりに受け取れなかったりする可能性があります。意図と異なる伝わり方をしないためには、褒め言葉に具体性をもたせることが欠かせません。
相手との関係性がよりよくなる褒め言葉のコツを意識し、役立ててみてください。