川尻かいわい 春の和菓子めぐり&プチ散歩
歴史情緒あふれる町並みが残る南区川尻地区。かいわいには、和菓子を生かした町おこしに取り組む「開懐世利(かわせり)六菓匠」のお店が点在しています。読者スタッフが、各店の春のイチ推し和スイーツをリサーチ。少し足を延ばして周辺の散策も楽しんできました。
※撮影のためマスクを外しています
(1)天明堂の「いちご大福」216円
朝採れイチゴがとってもジューシー
同店の「いちご大福」は県南産の朝採れイチゴを丸ごと1個使い、とってもジューシー。大福の生地には木材由来の微粉末が練り込んであり、モチモチ感が長時間持続。手土産にもぴったりですよ。
あんの程よい甘さとイチゴの酸味がマッチして、何個でも食べられそうでした。食べやすい大きさもうれしい限りです。
(読者スタッフ あゆさん)
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天明堂 川尻本店
住所 | 熊本市南区川尻1‐3‐39‐2 |
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TEL | 096-357-9225 |
営業時間 | 9時~19時 |
休業日 | 元日のみ |
駐車場 | 10台 |
(2)お菓子のいしはらの「草もち」120円
鼻を抜けるよもぎの爽やかな香り
つぶあんをういろう生地で包んだ草もちはかわいらしい茶巾形。一口食べると、よもぎの爽やかな香りが鼻を抜けます。昔ながらの製法で手作りされ、職人によって若干違うデザインを選ぶのも楽しみ。
かむたびによもぎの香りが口の中にフワッ。中のあんもたっぷりでおいしい! 職人の遊び心あふれるユニークな形にも注目です。
(3)菓舗 梅園の「さくら餅」 各130円
関東風vs関西風 あなたはどっち派?
小麦粉、砂糖、餅粉を溶いた生地を小判形に焼いて小豆こしあんを巻いた関東風「長命寺」と、餅米を蒸した後、桜色の砂糖蜜に浸けて、小豆こしあんを包んだ関西風「道明寺」の2種類のさくら餠を販売。丹精込めて練り上げられた藤色のあんは上品な甘さです。
関西風はモチモチプルンとした食感、関東風はクレープ状の生地が、甘めのあんと相性ぴったりです。ぜひ食べ比べを!
(4)菓匠たてやまの「わらび餅」600円(4個入り)
口の中でスッと溶けるあん入りわらび餅
独特のきめ細かなこしあんを柔らかな食感の生地で包んだわらび餅は、口に入れるとスッと溶ける優しい口当たり。あんは小豆とザラメのみを使用し、しつこくなくさらりとした味が魅力です。
口に入れた瞬間にとろける食感に感動! あんは素材そのままの優しい味です。お土産に買って帰ったら子どもたちも大喜びでした。
(読者スタッフ 名嘉真弓さん)
(5)かずさ屋の「三色おはぎ」453円
3種類の味を楽しめる 3月のみの限定販売!
3月限定販売。こしあん、つぶあん、黒須きな粉の3種類のおはぎを味わえます。深いりした黒須きな粉は風味が良く、コクが強いのが特長。お店ではご主人の弟さんが作った焼きたてパンも楽しめます。
おはぎの美しい形にうっとり。黒須きな粉の香ばしさに食欲をそそられました。店内はアットホームな雰囲気で、パンやどら焼き、落雁などの商品選びも楽しいですよ。
(読者スタッフ 名嘉真弓さん)
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[ちょっと寄り道](6)くまもと工芸会館
熊本の伝統工芸の魅力を伝えるため、工芸品の展示・販売をするほか、制作実演や体験会なども。公式webサイトの新着情報から、日替わり実演・体験スケジュールを確認できます。
公式webサイトはこちらから
http://www.kumamoto-kougei.jp/
[ちょっと寄り道](7)東肥大正蔵
1924(大正13)年建造。蔵元「瑞鷹」のお酒や関連商品などを販売しているほか、特産の赤酒などの資料を展示。隣接のくまもと工芸会館とは内部の通路でつながっています。
[ちょっと寄り道](8)船場場跡(国指定史跡)
川尻はかつて水運を利用した河港として栄え、旧藩時代には年貢米の集積・積み出し港、軍港としても使われました。13段、長さ150mにわたる石段が当時のにぎわいを感じさせます。
船場場跡(国指定史跡)
住所 | 熊本市南区川尻4‐820地先ほか |
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TEL | 096-328-2740 (市文化財課) |
営業時間 | 10時~17時 |
休業日 | 年末年始(12月31日〜1月3日)※変更する場合あり。要問い合わせ |
駐車場 | 5台 |