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定年までに最低1800万円貯(た)めたい 工夫すべきポイントを教えて【家計簿チェック】

目次

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

Q. 定年までに最低1800万円貯めたい 工夫すべきポイントを教えて

人生は一度きりなので、子育ても自分のことも、しっかり楽しみたいと思っています。

子どもの教育費は、大学まで出してあげたいです。また、旅行など家族のイベントも大切にしたいと考えています。そのために、家計簿は毎月つけて、子育て費用や資産運用について情報収集をしています。

目標は、定年までに最低1800万円、可能なら2300万円貯めること。そのために削れるところは削り、使うところはしっかり使おうと思っています。工夫すべきポイントなどを教えてください。

A. 小遣いや保険料など見直しを 奨学金の利用も選択肢の一つ

しっかりと家計簿をつけられ、将来へのライフプランもお持ちですね。

ただ、このままいくと第1子が大学に進学する頃に貯蓄が底を突き、なぎささんが42歳ぐらいで700万円程度のマイナスになると予想されます。ちなみに第2子が大学を卒業した後にプラスに戻ります。

そこで、10年後の教育資金の準備について考えてみましょう。イベント費用の教養娯楽費はそのままで、その他の費用を削減することにします。

まずは、小遣いと被服費、交際費から合計で3万円の見直しは可能でしょうか。それと、個人年金保険をご夫婦それぞれ毎月1万円ずつ掛けておられるとのことですので、こちらを削られてはいかがでしょうか。ここ10年以内の契約であれば、それほど利回りも良くなく、また老後資金は、個人年金を入れなくても83歳ぐらいまでは資金が尽きないと予想されます。

これら合計5万円の家計改善ができれば、教育資金の準備も問題なく、定年時には4000万円程度の貯蓄ができ、老後も92歳ぐらいまで貯蓄が尽きることはないでしょう。

このように、月5万円の削減を提案しましたが、もしかするとご負担が大きいかもしれません。場合によっては奨学金を使うことも選択肢の一つとして考えておかれてはいかがでしょうか。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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