6年間の相棒選びはしっかりと今どきのラン活事情【子育てラボ】

[VOL.530]知る・学ぶ
ランドセルを買うための活動「ラン活」。最近はランドセルの種類も多く、早めにしっかり吟味して選んでいる家庭が多いようです。2025年度の入学に向け、今どきのラン活事情について鶴屋百貨店の笹原百夏さんに話を聞きました。
ラン活のスケジュール


インターネットでランドセル情報を収集。職人が手作りする工房系のものは4月ごろから展示会が始まるところが多いのでこのタイミングでチェックして。
販売店や展示会に各社の最新ランドセルが一堂にそろうので、実際に見たり触れたりしましょう。人気の商品は早めに売り切れることもあるので、ゴールデンウイークごろから夏休みまでに選ぶと安心です。
※インターネットの情報などから「早く決めないと!」と焦る人も多いですが、店頭に行くのは商品が一番そろう4月からがお勧め
ランドセル選びのポイント
近年のランドセルは長年積み重ねた技術と改良が加えられ高性能のものばかりですが、選ぶ際は以下のポイントを意識しましょう。


その(1)選ぶ基準を持つ
ランドセルに何を求めるかは人それぞれです。体への負担を減らすのか、デザインや見た目を重視するのか、素材にこだわるのか、まずは選ぶ基準を明確にしましょう。
その(2)子どもの気持ちを尊重する
子どもが自分で選ぶと、責任を持って6年間大切に使うことにつながります。最近はカラーやデザインなどが豊富にそろい選択肢が広がっているので、本人の希望を尊重することも大切です。
ランドセルをきれいに使うためには


- 雨でぬれた時は、ハンカチでさっと拭く。
- カバーをつけて使用している場合は、夏休みなど長期休暇中は外して保管する。
※ランドセルには6年間保証がついているものがほとんど。しかし、商品によっては短いものもあるので購入時に確認しましょう
どのタイプを選ぶ?
どの素材が一番優れているというものはありません。それぞれの特徴を把握した上で実物の風合いなどをチェックして選びましょう。
刺しゅうや飾りなど装飾に凝ったものが多い。
比較的軽量。
耐久性が高く、型崩れにも強い。本革特有の上品な雰囲気がある。
近年登場したランドセル型のリュックサック。
布地のため軽量で、革製品に比べると安価。