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毎月の生活費でいっぱいいっぱい 教育・老後資金を貯蓄するには…【家計簿チェック】

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Q.毎月の生活費でいっぱいいっぱい 教育・老後資金を貯蓄するには…

池田さんの家族/熊本市在住

マイホームを2年前に購入しました。当時は育休期間中で収入が減っていたことに加え、引っ越し関連費用もかさみ、毎月の家計が赤字になってしまいました。

現在は育休から復帰し収入も戻っていますが、車のローンや夫婦2人分の奨学金の返済があるなど、毎月の生活費だけでいっぱいいっぱいで、貯蓄できていません。

さらに今後、家電の買い替えや子どもの習い事を増やしたいのと、数年後には3人目の子どもも考えています。教育資金や老後資金をためるには、どうすればよいですか。

A.衣料・美容費、交際費など節約を 保険も見直しiDeCoに回して

まずは、現状でキャッシュフロー表を作ってみます。その結果、65歳時点で約2700万円(退職金受領前)の貯蓄になるでしょう。

次に、第3子を2026年に授かったとしてシミュレーションします。この場合、第3子大学進学時の貯蓄は約360万円となり、その他の費用がかかれば、もっと少なくなるかもしれません。また、老後資金としても65歳時点で約700万円の貯蓄になり、十分とはいえないと思います。

そこで、家計の見直しを提案します。手始めに、カード払いで把握していないという衣料・美容費、交際費、娯楽費の3つと「その他」の金額をできるだけ把握してください。その上で、「その他」の部分を他の3つの費用に入れ、あらかじめ3つの費用に上限を決めましょう。例えば、3万円ずつ計9万円というのはいかがでしょうか。そうすれば、月当たり約2万円の節約ができます。ただし、これだけでは、まだ足りません。

そこで、現在加入している保険の一つが貯蓄型とのことですので、こちらを収入保障保険で保険料2500円(死亡保障一時金で3000万円)のものにして、余った分をiDeCoに回し老後保障を確保するのはいかがでしょう。そうすると、第3子大学進学時に約930万円、65歳時約2300万円の貯蓄ができると思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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