入館前の対策と約束が大事 映画デビューをしてみよう【子育てラボ】
[VOL.499]楽しむ
子どもを初めて映画館に連れて行く時は、子どもが楽しめるかどうか心配です。親子で映画を見る際に気を付けたい点や、入る前の「お約束」などをTOHOシネマズ熊本サクラマチの支配人、根岸健介さんに聞きました。
気をつける点と対策
ポイントは「暗さ」と「音」
子どもは、映画館内の暗さと大音量を「怖い」と感じるようです。館内が明るいうちに「暗くなって、大きな音が出るけど怖くないよ」と声を掛けましょう。
集中力が続くか判断を
幼児向けの映画は上映時間が短いものがほとんどですが、子どもが飽きてしまうこともあります。集中して見続けられるか判断して。
楽しい気持ちを盛り上げよう
その映画のパンフレットやチラシを見て気持ちを盛り上げることも対策の一つ。ポップコーンなど映画館ならではのフードを楽しむこともおすすめです。
(1)映画館では静かに見よう
最も大事なルールです。話すときは小さな声で話すことも約束しておきましょう。
(2)何かあればすぐ伝えて
子どもが怖くなったり、トイレに行きたくなったりしたらすぐに伝えてもらうことも大事です。
鑑賞できる目安は?
配給会社が「デビュー映画」として売り出している映画の対象年齢は、3歳前後が多いようです。性格や好みにもよりますが、幼児向けの動画を楽しめるようであれば、映画館での観賞にトライしてみてはいかがでしょうか。
映画館のサービスの活用も
映画館によっては、乳幼児連れ専用の上映日を設けている場合も。幼児と親が一緒に楽しむことだけでなく、赤ちゃん連れでも大人が映画を見られることを目的としていて、上映作品は幼児向けから大人向けまでさまざま。子どもが怖がらないような音量や照明の工夫がされています。3歳以上の子どもは通常通り1000円が必要。0〜2歳児は無料。
※作品によっては2歳から料金がかかる場合もあります
TOHOシネマズ 熊本サクラマチ
ベイビークラブシアター
毎月1〜2回、木曜日に実施されています。次回は3/16(木)「映画ドラえもん のび太と空の理想郷」を上映予定。
https://www.tohotheater.jp/service/baby_club_theater/index.html
ユナイテッド・シネマ熊本
抱っこdeシネマ
毎月1〜2回、木曜日に実施されています。次回は2/23(木・祝)「劇場版ダーウィンが来た!」を上映予定。
教えてくれたのは
TOHOシネマズ熊本サクラマチ 支配人
根岸健介さん
親がワクワクして見ていると、子どもにも伝わります!