熊本のコーヒー通が待っていた!あの達人技が見られる喫茶店『上通 紫苑珈琲店』がオープン
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達人が入れるコーヒーと会話を堪能できる『上通 紫苑珈琲店』がオープン
静かに時間の流れを楽しめるお気に入りの喫茶店は、日々の忙しさを忘れさせてくれる癒やしの場ですよね。
今年11月にオープンした『上通 紫苑珈琲店』は、かつて「びぷれす熊日会館」6階にあったコーヒーの名店「熊日倶楽部」で長年、マスターを務めていた佐野俊郎さんが開いたお店です。
上通りから少し入ったビルの1階で、ショッピング途中の一息や、友だちとの待ち合わせに便利な場所。
佐野さんの入れるコーヒーや会話を楽しみにしていたファンにとっては待望の店で、気になっていた私も娘と訪れてみることにしました。
ベストシートはカウンター
6歳の娘と店の扉を開けて「子ども連れでもいいですか?」と恐る恐る尋ねると、「もちろんどうぞ」と柔和な笑顔で迎えてくれた店主の佐野さん。
店内はカウンター10席と4人掛けのテーブル5席のゆったりとした造り。
「喫茶店といえばベストシートはカウンター!」と、母娘で佐野さんの定位置前をチョイス。娘もちょっと緊張しながらも、わくわくした表情でした。
職人技が光るハンドドリップ
いち推しは「カウンター席なら職人技を目の前で見られる」と話題のブレンドコーヒー(600円)。
神戸の老舗「萩原珈琲」の炭火焙煎豆を使用し、ハンドドリップで1杯ずつ丁寧に入れてくれます。
挽きたての豆にゆっくりお湯を注ぐと、まるで生きているかのようにフワフワと丸くふくれあがり、至福の香りが漂います。職人技が光るハンドドリップを見ると、コーヒーが一際おいしく感じられます。
これには6歳の娘も目をキラキラさせて釘付け。「これはきっとママのコーヒーだよ」とうれしそう。
しかもカウンター席では、佐野さんが「好みの器をお選びください」と声をかけてくれ、数あるカップの中から好みの1客を選べるので、特別感が増します。カップの中には貴重なアンティークものも。
私がチョイスした器に入った一杯が目の前に。
後に聞いたことですが、娘が「ピンクの花がかわいい」と選んだミルクティーのカップは、実はお店で一番古い「マイセン」のアンティークだったそう。貴重なカップも「せっかく選んでくださったので」と使わせてくれる佐野さん。優しさがじんわり沁みました〜。
あの人気店のケーキも食べられます!
実はこのお店が話題を呼んでいる理由がもう一つあります。
熊本市中央区帯山にある洋菓子の人「DOBLE-K(ドブレ・カー)」のケーキをいただけるんです。しかもチョコレート、チーズ、ベークドチーズの3種類(各550円)そろい、いずれも佐野さんが入れるどっしりとした味わいの深煎りコーヒーに合う濃厚な味わい。
コーヒーとケーキの響き合うおいしさが、忙しい日々を忘れさせてくれますよ。
訪れた際、カウンター席に1人で座っていた若い女性が「1週間、仕事を頑張った自分へのご褒美なんです!」と、メニューにあるベーグルを満足そうに食べていました。
また、「私もこんなにおいしいコーヒーを入れられるようになりたい」と思った方のためには、大人の珈琲講座を定期的に開催しているそうなので要チェックです。
訪れる誰もを優しく包んでくれるこのお店、ぜひ癒されてください~。
上通 紫苑珈琲店
住所 | 熊本市中央区上通町5-46上通イーストンビル1F |
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TEL | 096-223-5280 |
営業時間 | 10時30分〜21時 |
休業日 | 火曜 |